ピアノの引越し

マンションに引っ越したときのことです。 引越し業者さんの技術とパワーに感謝する出来事がありました。 住むところを決めるとき、手持ちの家具を運び入れることができるのか、 どのように運び入れるのか、などということまでは、なかなか頭が回らないもので、 引越しの日になり「さて、これらをどうやって部屋に入れるんだ?」と、 慌てた経験がある方も少なくないはず。私は、まさにそうでした。 アップライトピアノを持っているのですが、こうしたものの搬入の大変さを全く考えていなかったのです。

引越し先はマンションの三階の部屋。ピアノがあることを知った引越し業者さんが、 まずはクレーンで届く範囲だからとクレーンを用意して下さいました。 なるほど、これでスムーズに入ると安心したのも束の間、 ベランダの手すりが邪魔して入れることができないことが判明。 結局「人力で」ということになり、二人の若い業者さんにお願いすることになりました。 たった二人でピアノを持ち上げ、狭い階段を一段一段。

たかが三階、されど三階。 季節はまだ肌寒さの残る春でしたが、二人とも汗だくで。 ピアノは階段を上り玄関から運び入れられ、傷一つなく、無事、部屋に収まりました。 「引越し」というと、彼らの技術とプロ根性を思い出し、感謝の思いで一杯になります。